ここのため池は3年ほどかけて整備をしていました。
ため池の工事は冬場しかしないので池の底に溜まったヘドロの処理等にも結構時間がかかっていました。
この池って冬になると北風に乗って群れが飛んできて、落ち着いたらこの付近の各地に散らばる。
そんな感じの中継点になっています。
だから春になると又、ここが賑やかになって今度は南風に乗って北に帰る準備をします。
ただ、例年ですとヒドリガモの群れが一番多くてマガモが10羽以上で固まって見られませんでした。
しかし今年は池の水質が変わった為か、この日はヒドリガモよりもマガモの方が多かったのです。
アップにすると数の多さが分からないし、ワイドだと種類が見づらい。
上手く表現できませんけれども。
4月になってマガモの数はグッと減り、その後でヒドリガモの群れも見かけなくなります。
ただ、この地域で、6,7月にも田んぼでペアを見かける場合もあります。
彼らは渡りをしないのでしょうか?
夏の間、池に留まってしまって渡りを止めてしまうマガモも若干います。
ですが、秋にペアでいるマガモは見かけないので、彼らはどうしているのか私には分かりません。
5月の今日の時点ではマガモもヒドリガモもほとんど見かけなくなりました。
また寒くなるまで、しばらくのお別れです。