閑話2_言語情報処理空間の3層構造

英語で言語情報処理をする時は動詞によって絵を画いている場所が違う。

現場空間用動詞(現在形動詞)を使った時は自分の周りで絵を画いている。

その一方で位相空間用動詞(過去形動詞)を使ってスマホに保存されている映像を動画再生する時もある。

しかし、日本語にはそのような違いはなく、過去も現在も未来も同じPC画面の中で絵が画ける。

まずはこの違いを理解しておこう。

その上で私は英語世界と日本語世界の間を往復しようと思う。

この時に話の都合でこの言語情報処理空間を3層に設定してみた。

外から外層、中層、内層とする。

まず、日本語で思考する時は私は外層にいて、主に目の前にあるPC画面の中(中層)で絵を作る。

感情的になった時や周りの人や自分自身に特別な注意喚起をしたい時、特別に相手に向かって強い訴えをしたい時等は例外的に外層で言葉を発する。

しかし、これは例外的行為で普段はPC画面の中(中層)に作った絵を話し相手に見せる形をとる。

 

それに対して、英語で思考する時は目の前のPC画面の中にフルダイブして言語空間の中層に降り立つ。

そしてこの中層において現場空間用動詞を使って自分の周りに絵を作る。

当然、この中層でも私はPCを使えるし、同じようにスマホも使える。

ここではスマホの中に保存されている過去の話を動画再生してみよう。

ちなみにこの時のスマホ内の世界を内層世界とする。

そして、この内層世界で動画再生される映像は現場空間(中層)と位置が相違する空間なのでこの時に使われる動詞を位相空間用動詞と呼ぶ。

ここで注意すべきはスマホ内の内層世界は、過去空間モード以外に仮想空間モードも持っている。

だから時に、このスマホ内を過去空間モードから仮想空間モードに切り替えて使う時がある。

その時のパスワードは位相空間用助動詞+動詞の原形となる。

英語で直接目の前の相手に言葉をぶつけたくない時はこのパスワードを使ってスマホを仮想空間モードに切り替えてからその中に絵を画いて、それから絵を相手に見せよう。

そうすれば英語でも日本語のように画面を通しての情報交換をする方法が取れる。

私はこの場合を仮定法(0+bi)タイムと呼ぶ。

 

英語の文章をビジュアル化しようと思う時に絵を画く場所の違いがどうしても引っかかって来る。

その場所の違いを私なりに整理してみた。

次回からは英語の基本に戻って絵を作っていきたいと思います。

その時の絵を画く場所の違いを書いてみました。

この先、自分でも何が出来上がるかよく分かっていませんが、前に進みたいと思います。

 

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高橋一郎

高橋鍼灸院院長。
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