【ビジュアル英文解釈】分詞構文来た~!

本日は分詞構文の話です。

英語学習には~の構文が多々出てきて「この構文が出てきたらこのように訳を当てはめよ。」的な話があって、私はこれが嫌でした。

分詞構文もその中の1つでしたが、ここでは少し説明の仕方が違います。

 

A child is afraid of a dog barking fiercely.  『子供は激しく吠える犬を恐れる。』

ここでbarkingしているのはすぐ前のa dogで、分詞が前の名詞を後ろから修飾している形。

この時はa dog とbarkingの間に主語と述語の関係がある。

しかし、次の文では

He sat in silence, stroking his beard. 『彼は静寂の中で座り、なでている、彼のひげを』

strokingしているのはすぐ前のsilenceではなく先頭のHeです。

Heが strokingしています。

この時は文の主語Heを分詞strokingが修飾する形となります。

このような形を分詞構文と言います。

これはHe sat in silence. とHe was stroking his beard.

の2文で後ろのHe wasが省略されたと考えます。

説明はこれで終わりです。

分詞構文は難しいと考えていたが、構造的には後文の主語の省略に過ぎない。

しかし、以下のように文が長い場合は、その主語を見つけるのにかなり前まで目線を引き返すはめになるので文を読むのは辛くなる。

Some clever chef thought of the idea of making one large cake out of all the little buns,

giving us our big wedding cakes of today.

『幾人かの賢いシェフがそのアイデアを考えた。一つの大きなケーキが全て小さなバンズで構成された物を作り出してみようと。

それらのシェフが私たちに与える、私たちの大きなウェディングケーキを今日、』

 

この課で著者は分詞構文をas や when に置き換える作業をわざとしていない。

理由は『~だから』だとか、『~した時に』のように必ずしもはっきりと分けられないからと主張している。

Seeing me, he ran away. 『私を見て、彼は逃げた。』

私を見て、何か会うのが嫌な理由があって逃げたのか、私を見た瞬間に逃げたのかの違いにこだわるよりも英文を読む、ひいては翻訳するには、もっと柔軟なフレキシブルな対応が必要だと考えている。

 

 

注:この記事は1987年発行の【ビジュアル英文解釈】伊藤和夫 著 駿台文庫

を見ながら私が個人的趣味で勝手な解釈を書いているだけです。

記事の内容は 著者及び出版社とは一切関係がありませんので、ご了承下さい。

特に日本語訳等は、なるべく「左から絵を画くには」の視点で模索しているので、普通に英文和訳を考えるなら唾棄すべき状態になっています。

もし、この記事に目を止められる方がおられたとしても、そのつもりでお願いいたします。

 

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高橋一郎

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