S+Viでも次にpreposition『次に絵を画く場所の予告』が続かない場合がある。
abroadを英和辞典で調べると『海外へ』副詞:と出てくる。
abroadは副詞だからI go abroad. になる。名詞ではないからtoは書かない。
のような話が英文法の本の中で見たことがある。
私はこの話を読んで説明がおかしいと思った
。
副詞だからtoを書かないのではなくてtoが無いから副詞として扱っているのではないか。
例えば東を指してI go to Hawaii. 南を指してI go to Australia.
のように具体的に観測者の目線を東や南に向けて欲しい時はtoで目線誘導をする。
でも、abroadのように私の周りの全方向に漠然とイメージを広げるような言葉が続く場合は
目線誘導が出来ない。
だからこの時は名詞だから副詞だからではなくViの後で+preposition無しにすぐabroadがくる。
次にI go home 『.私、帰ります。』の場合。
この時はabroadのように別の場所を具体的に指せないのではなくpreposition が無くても意味が通じるので省略された形と考える。
I go back to my home position .
『私、行きます。帰るからね。目指せ、私の本来いるべき場所。』
から考えてみよう。
言葉は同じ文化圏に住んでいる人同士がクドクド説明しなくても分かるよね。と思えば省略されてしまう。
私が本来いるべき場所に帰る意思表示をするのにどこまで省略できるか。
back home と言えば、私のホームに帰ると分かるだろうからI go back home .で十分意味が通じるだろう。
普通はホームは一つだろうから、home の外にいる場合、『homeに行く。』
と言えば、その人の決まった場所に帰るを意味するとの共通認識があれば、go homeと言うだけで、あぁ、帰るんだね。となる。
そうすればback『帰る』を強調する必要もなくなる。
結果、I go home .でも意味が通じる。
そのように考えて絵を作るなら、これもhomeが副詞か名詞かなんて議論は必要としない。
昔、読んだ本でI go to home.ではなくて、I go home.なのはhomeが副詞だからと書いていた記憶がある。
これって、goの後にはtoが来るって機械的に思っているからかな。
野球していても普通にバックホームって言うけどなあ。
トゥホームって何か変だなと思ったので印象に残っていた。
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