There was a good slope which children used for their sledges.
『良い坂があった、子供たちはその良い坂を彼らのそりの為に使った。』
whichの先行詞は直前にあるa good slope 。
There was a good slope in a park not far from the Smiths’ house,
which children used for their sledges.
『良い坂があった、公園の中に、スミス家からそれほど遠くない。
その良い坂を彼らのそりの為に使った。』
whichの先行詞は直前にはない。あるのはin a parkの前のa good slope 。
間に修飾節が入って先行詞と関係詞が離れる場合があるので注意が必要。
Nothing should be done in a hurry that can be done slowly.
『ゆっくりできる事ならどんな事でも急いでやってはならない。』
本書の訳は上記になっている。
ここで関係代名詞that の先行詞はa hurry ではなく、Nothingだと言う。
だとするとthat can be done slowlyはNothing can be done slowly.のはず。
Nothing can be doneは『どうしようもできない』のでは?
つまり、ここは『ゆっくりするしか仕方がない』のであって、能動的に『ゆっくりしても良いよ』ではないと思うのだが。
日本語に訳す時は上記のニュアンスでも良いのかもしれないが、本書の訳は違和感がある。
直訳的だけども私は下記の方がしっくりする。
『何事も急ぎの中でしてはならない、ゆっくりするしかないのならば』
関係代名詞の先行詞がどれか分からない時がある。
これを間違うと支離滅裂な訳になって、暗礁に乗り上げる事も多い。
文の構造に慣れなければいけない。
ホント嫌になる。
注:この記事は1987年発行の【ビジュアル英文解釈】伊藤和夫 著 駿台文庫
を見ながら私が個人的趣味で勝手な解釈を書いているだけです。
記事の内容は 著者及び出版社とは一切関係がありませんので、ご了承下さい。
特に日本語訳等は、なるべく「左から絵を画くには」の視点で模索しているので、普通に英文和訳を考えるなら唾棄すべき状態になっています。
もし、この記事に目を止められる方がおられたとしても、そのつもりでお願いいたします。
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