昔、主格、誰がwho 所有格、誰の whose 目的格、誰をwhom と習った。
whichはどれか又はどっちかで選択させる言葉のはず。
それなのに何故か whoseは whichの所有格です。と出てくる。
エッ、どれかの所有格??意味が分からない。
そうなりながらもお題目を唱える。who, whose, whom, which, whose, which
ここでちょっと、考え方を変えてみる。
Who are you? は『あなたは誰ですか?』ではなく、不明なる人はあなた。
Whose book is this ? は『誰の本ですか?』 ではなくて、
不明なる人の本がある?ここに。
Which is your umbrella? は『あなたの傘はどれですか?』ではなくて、
目の前に(所有者の)不明なる物がある、貴方の傘は?
Which is stronger Luffy or Gokou ? だと『ルフィと悟空のどちらが強い?』ではなくて、
不明である、強さ、ルフィ又は悟空? になる。
このように考えるとwhich は単にどっち(どれ)?ではない。
不明な物や不明な事が目の前にあって、そこから何かを選ばせている。
ちなみに英語にはこの不明なるもの{未知数(⒳}が各所で登場する。
代入されて確定されるこの不明なるものpronounを日本語では代名詞と呼ぶ。
個人的にはpronounを代名詞ではなく、未知数(⒳}にならって未然名詞と呼びたいのだが、
それはとにかく、which はどっち(どれ)ではなくて『不明なるものはそれ』となる。
これは代名詞としての仕事をしている。
『不明なる物』や『不明なる事』はwhich を使う。
ここで『不明なる人』はwho、これは人を指している 。
しかし、whose は『不明なる人の~』で~を指しているので~は人でなくて良い。
だから『不明なる物の~』、『不明なる事の~』、『不明なる人の~』
は同じ whose を使える。
やっとここまで来た。昨日関係代名詞の話を少ししましたが、
明日は納得できない関係代名詞の作り方です。
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