どれ(どちら)かを選ぶWhich_目線移動が伴う

昨日まで5W1Hの疑問詞に関して書いてきた。

今日はオマケ、which について。

辞書を見ていると「which は疑問詞としてはどちらか(どれか)を選ぶ時に使う。」

と書いている。

ただ、例文では2つの内、どちらかを選ばせる形も多い。

Which is your umbrella ?  『どれ(どっち)が君のかさ?』

日本語訳としてはこれで終わり。

しかし、この文を絵に画いてみよう。

最初にWhich で選択するべき空間を独立した複数場所に用意する。

それからその中に傘を一つづつ貼り付ける。

そこからどれか一つを選ばせているように私には見える。

例文をもう一つ

Which of you broke my camera ?  『お前らの中の誰が私のカメラを壊したのか?』

最初に選択疑問空間Which が見える。of でズームインすると中にyou達、壊したね、私のカメラを😠

一体誰?

この文章でwhoを使うと、Who broke my camera ? 『誰が壊した私のカメラを?』

になる。こちらの方が素直な感じがする。

 

関係代名詞のwhich 突っ込むとややこしくなるから別項目にしたかったけども、ちょっとだけ。

先行詞 The cat をコピーして別の場所でWhich にペーストする。

which は先行詞を代入されるべき言葉。

関係代名詞は日本語に訳さないと言われるが、せっかくあるのに無視すると上手く絵が画けなくなる。

The cat which is sleeping. 『猫、それは寝ている。』

The cat (which) I love best. 『猫、それを私は一番好き。』

上が主格のwhich で下が目的格のwhich 、目的格は省略できると習う。

この2つを日本語の文章にしたときに「は」になるか「を」になるか、主格か目的格かは大問題。

でも英語人はどちらも同じwhich で後ろに文章を シレっと付けて終わってしまう。

でもこれって、とても日本語訳をし難い。ここでちょっと、絵を画いてみよう。

The cat which is sleeping.

まず、目の前に猫を画く、次にその猫の絵をwhich でコピぺして別の場所に猫(2)を作る。

新しく作った猫(2) にbe 動詞を使って寝ている状態を貼り付ける。

The cat (which) I love best.

上と同じように猫を画いてコピペで、猫(2) 、この後この猫(2) を見ながら私一番好き。

で終わり。

主格が~、目的格が~、なんて必要ない。

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高橋一郎

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