昨日は仲哀天皇の親として日本武尊の話を書いた。
今日は続きで神功皇后の話です。
古代史において仲哀天皇の関係者で出てくる重要人物として神功(じんぐう)皇后がいる。
神功皇后は仲哀天皇の妻だから素直に言えば仲哀皇后で良いはず。
その方が後世の私たちにも分かりやすい。
しかし、独立した名前を持っていて、一時期女性天皇として考えられていた。
今は摂政として考えられているので、歴代天皇は14代仲哀天皇の後は神功皇后との間に生まれた15代応神天皇へと続いている。
実は日本武尊も戦地を転々としていたが、仲哀天皇も戦争の中で死亡している。
その後を継いで、戦い続けたのがこの仲哀皇后改め神功皇后で、九州だけではなく朝鮮半島にまで手を伸ばしている。
日本古代史におけるワルキューレ(戦女神)であり、応神天皇も戦いの途中で生んでいる。
その後、後継争いでも異母兄弟を退けて自分の子供を夫の後継者とした。
そして、応神天皇の頃からヤマト政権は河内政権へと軸足を移す。
朝鮮半島や中国と交流するのも奈良盆地より大阪湾に出た方が便利になるから一時的だが、奈良から大阪に拠点が移動していく。
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