ゼロから始めるワガママ英語_preposition_by

preposition(次に絵を画く場所の事前予告) のbyの意味は観測者に向かって

『すぐそばに目線を移動して下さい』と言っている。

byはnearよりももっと近い場所を指す。

the hotel stands by the lake. 『そのホテルは湖のそばに建つ』

この文を絵にしてみよう。

まず、1コマ目の絵から、the hotelでホテルの外観が見えている。

次にbyでホテルの横に視線を少しだけ移動させる。

すると2コマ目の絵に湖が画かれている。

この1コマ目と2コマ目の絵を繋げる。

『ホテルが建つ、目線を少し動かすとそのすぐそばに湖』これで絵が完成する。

これって、見えている範囲がもっと小さくなっても同じ絵の画き方が出来ます。

I stand by the window. 『私は窓のそばに立つ』

1コマ目で『私は立つ。』その私を観測者は見ている。

その後byで、すぐそばに目線を振ると私が見えなくなって2コマ目の絵で窓が目に入る。

この時にホテルよりサイズが小さいから少し横を見たくらいで私が見えなくならないかも知れない。

しかし、ここは、preposition が出て来た時はそこで映像がカットされて場面が展開すると考えてみよう。

だから私が視界から外れて、窓の映像に切り替わる。

でも視線の移動距離はnear よりも、もっと近いby なので、この2つの絵はすぐ近くにあると考えられる。

 

ここからbyですぐそばに人や物があると、そのすぐそばにいる人や物から主語が何らかの影響を受けるようになる。

this picture was painted by her. 『この絵は彼女によって描かれた。』

を考えてみよう。

まず、She painted this picture. 『彼女が描いた。この絵を』の場合。

この時は彼女も絵も1コマの中に納まっている。

人が絵を描く。絵は人を画かない。だから、通常は動作主体になる主語は当然人になる。

そこで通常文はShe が主語として始まるが、話の都合で人を強調したくない時があります。

誰が描いたかではなくこの絵が描かれた事が重要なんだ!

となると、絵の方が主語になって

This picture was painted. 『この絵は描かれた。』となる。

受動態と言って、絵を主語として、表現する形を1コマ目に画く。

そしてbyと指示があるので、その映像からちょっと目を横に向けると女性が一人そばに居るのが2コマ目の映像で目に入る。

あ~、こんなに傍に寄り添って登場するのだからきっと彼女によって描かれたんだね。

こんな感じで、byには、『~によって』の意味が付いてくる。

だけど、日本語で『彼女によって描かれた』と言うと、彼女が強調されるイメージが強い。

でも英語のby her は彼女が横に添えられている感じで、彼女を前面に押し出しているわけではない。

ただ、by は手段や方法として使われる。by car 『車で』by e mail『e メールで』のように。

これらも元々はそばにあるからきっと、これを使っているんだね。って感じで考える。

 

最後に時間的な『そば』に関して

I will be here by 5 o’clock, so please wait for me till then.

『私は5時までにここに来ますから、どうかお願いです、それまでお待ちください。』

I will come here 『私はここに来る』でなくて、I will be here『私はここにいる』 で始まるから

5時付近までここに居るのかと思う。

しかし、『私はここに居るでしょう』で映像がカットされてby 5 o’clock だと、『時計の針が5時を指すころには』『ここにいる』となって、じゃあ、それまではここに居ないの?になってしまう。

byは特定の時間付近で起こる動作でtill は特定の時間まで持続する動作になる。

この話は結構、ややこしい。

 

byは元の意味よりも派生したイメージの方が強くなっていて、それをさらに日本語訳しようと思うから、何が何だか分からなくなる。

ちょっと、不十分ですが派生した方の説明はやりだすとキリがないので、今日はここまでです。

次回はもう少し分かり易いpreposition(次に絵を画く場所の事前予告)の話です。

 

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高橋一郎

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