【ビジュアル英文解釈】を使って再考する(1)

最近、大昔に買って本棚の中に眠っていた本を発掘してきた。

【ビジュアル英文解】伊藤和夫著 駿台文庫

最初に買った時はこれを読めば英文がスラスラと読めるようになるかと思った。

残念ながらそう簡単には行かなかったのだが。

しかし、ここに来て何十年も経つがもう一度見直してみる気になった。

この本は最初に英文の主語を見つけさせようとしている。

⑴ The house stood on a hill.

⑵ In a house stood a man.

二つの例文から話が始まる。⑴の主語は The houseで⑵の主語はa man

理由は前置詞があるとその後の語は主語になれないルールがあるから。

昔、私は英文を読むには基本文型を知って、まずはS+V を見つける。

そして、その単語を日本語に変換して、言葉の順番を入れ替えて日本語として意味の通る文に組み立て直す。

そうしないと英文を読めないと思っていた。

でも、今は何とか左から順番に単語を絵に変えられないかと思う。

その思いからこの本を使って英文を再考してみよう。

まずは例文⑴より、ここで話の都合でstoodをstand で始める。

The house stand on a hill.

この時に私はThe houseを外から見ている。つまり私の目の前に家の外観が見えている。

次に【家がどうしたの?】stand建っている、【どこに?】丘の上と続くのだが、観測者である私の視線は最初家全体を捉えている。そこからon によって家の端、この場合は家の下の部分に目線が誘導される。

その後、誘導された接点部分に、とある岡が画き加えられて絵が完成する。

次に例文⑵ In a house stand a man.

ここで無理に主語を探さない。

まず、 In a house で、とある家の中、in から始まると私の周りに映像が拡がると意識する。

つまり In a houseで私はとある家の中にいて、その家の天井や壁や床が私の周りで見えている。

その状態でstand立つと言われたら【何が立つの?】とあたりをキョロキョロと見まわす。

すると、私が今いる家の中のどこか一か所の点に、とある男が登場してこの例文⑵の絵が完成する。

これで別に主語を探さなくても二つの絵が画けました。

ちなみに原文のstood をstand にした理由ですが、現在形(現場空間用)動詞を使った場合は観測者である私が今いる周りで映像が展開される。

それに対して、過去形(位相空間用)動詞を使うと例えば手持ちのスマホの中で保存された映像が再生される。

絵を画く場所が変わって来るので、今回は現在形(現場空間用)動詞を使った形での話にしてみました。

 

『♫その瞳に映うっているのはリアル?それとも2次元?』

《冴えない彼女(ヒロイン)の育てかたed曲より》

 

英語と日本語又は英語の中で現在形(現場空間用)動詞か過去形(位相空間用)動詞かで絵を画いている場所が自分の周りなのかスマホ画面の中なのか(リアルか2次元)なのかを常に意識しなければならない。

そう考えています。

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
高橋鍼灸院
———-
大阪・松原・藤井寺・羽曳野・堺・八尾・阿倍野・平野・東住吉・住吉の
訪問・院内予約あん摩マッサージ,マッサージ指圧専門院

———-
〒580-0031
大阪府松原市天美北3-1-13
<電話番号>
072-333-9267
<営業時間>
訪問施術 09:00~17:00
予約施術 18:00~21:00
<定休日>
日曜日
———-
<WEBサイト>
https://takahashishinkyuin-osaka.com/
<ブログ>
https://takahashishinkyuin-osaka.com/blog/
<Facebook>
https://www.facebook.com/TakahashiShinkyu.Matsubara/
<Instagram>
https://www.instagram.com/takahashi_shinkyu/
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

高橋一郎

高橋鍼灸院院長。
創業以来、20年余りの間、変わらずにお一人お一人と向き合いながら治療を続けて来ました。
それは、「私自身の経験を通して一人でも多くの方に元気になって過ごしてもらいたい」と言う思いから変わらない治療方法を続けているから。
入院・手術等などの理由から体が不自由になった方や高齢者の方、筋肉や関節など体に支障のある方などが元気に過ごせる生活をサポートするため、それぞれの生活スタイルに合った形での施術を行っています。
今日の暮らし、明日の暮らしをもっと豊かにして行きたい。
そう願いながら患者様とそのご家族の方に安心していただけるように「いつも向き合い、寄り添いながら」を大切にしております。

関連記事